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古文書を読む会


平成20 年1月

 この会は平成7年、千葉学習センターの面接授業「日本近世文献講読」を契機に発足しました。
 岩淵令治先生(現 国立佐倉歴史民族博物館准教授)を指導者として、近世古文書をもっと学びたいという受講生の熱意で始まりました。岩淵先生を囲んでのこの会は、最初13 名の会員でしたが、それから十余年、現在は20名弱の会員ですが、絶えることなく活発に活動を続けて来ました。平成20年2月には300回を数えるまでになりました。
 講読の古文書は、はじめは長野県下の村方文書、次いで江戸の豪商が遺した著述文書、そして現在は遠国藩士の江戸勤番日記で何れも日本近世の社会・経済・文化・日常生活を識る貴重な文書です。先生から提示頂いたこれらの文書は、その時代を活き活きととらえた同時代の文書であり、読み進むにつれ、その時代をより深く理解・認識し、感動を覚えることが多くあります。
 私達は学生サークルの本分に則り、単に古文書を読むことだけに満足せず、研究的態度で臨むことが大切と心得ており、その意味では岩淵先生による時代背景と近年の研究動向その他のご教示が大変有難いものと思っています。尤も、時には私達の浅薄な理解に対し、先生から厳しいご指摘とご叱正とを頂くこともあり、私達なりに反省して、前に向かって進んでいます。
 会合は月2回です。会員輪読方式による自主勉強会を毎月第2火曜日の午後、放送大学千葉学習センターで行い、先生ご指導の勉強会は原則月1回(日時・場所都度決定)のペースで行います。
 会員は男女ほぼ同数で放送大学の学生・院生・OBが中心で、お互いをカバーし合い、新知識を得、理解を深め合いながら、和気藹々の雰囲気で楽しく過ごしています。
 時には、古文書の実世界の一端を見るべく、信州や関宿など関係の地を会員で訪れたりもしました。
 これら学習の成果は小冊子「殿村旧事集を読む」(大学本部図書館収蔵)や、江戸豪商の文書「感想文集」としてまとめることができ、私達の貴重な財産になりました。
 現在、私達の唯一の悩みは、会員数が20 名に満たないことです。一人でも多くの同好の方々が参加されることを望んでいます。先生を囲んでの懇親会も適宜設け、会員相互の親睦交流も図っています。初心者の方には、戸惑いもあろうかと思いますが、会員相互で扶けあって乗り切って来たという当会の実績を信じて、どうぞ安心して扉を叩いて下さるよう待ち望んでいます。
(2007.12 記)

連絡先
Tel:0436−61−6174 庄野 泰通
E メール:yasyohn@kkd.biglobe.ne.jp
Tel:047−476−2038 高橋 士郎

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